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Taka

Author:Taka
旧ブログ「Infinite Harmonics」から引越してきました。

ギターや日常生活、腎臓機能保存の食事療法(現在の制限は1日あたり、タンパク質30g、塩分6g、カロリー1800kcalです)についての独り言を中心テーマにしています。2012年、IgA腎症と診断され、扁摘パルス治療実施。現在保存期。

拙いギター演奏をYouTubeにて公開してます。

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「書く前に考える能力」…PC社会で失われたもの

漢字が書けないとかいう話にとどまらず、文字や文章を書く能力。

このブログもそうだけど、書きながら修正、書いた後でも修正が可能。だから、自分の頭からこぼれだす言葉に対する「覚悟」がいらない。

消しゴムを使ったり、紙を無駄にしたりする書き直しが大変だった昔は、言葉を書き残す前には、慎重に考え、下書きをして、そしてある種の決断を重ねて文章を作っていた。

今は、ただただ、言葉を並べて、消して、並べ替えて、置き換えて、そうすることの積み重ねで文章を生み出している。

それは、それでしか生まれないような言葉や文章を作りだしたかもしれないけれど、その昔、高価な和紙に、墨を含ませた筆で文章を書いていたころとは全く異なる思考回路だろう。

もう20年程前に、アメリカのオフィスで、デスク一つに1台のPCが当たり前になったころから、それまではまともに文書作成ができないようなレベルの大人が、ワープロ・ソフトとプリンターの力を借りて、一挙に「ゴミのような文書」を生み出し始めたのに気づいたのは僕だけだったとは思いません。

携帯電話もメールもなかった昔は、愛しい人へのコミュニケーションで重要な役割を果たしていた「手紙」の文化も、もはや廃れてしまい、それが持っていた独特の表現の世界も多くの人から失われてしまいました。

昔々(まぁ40年くらい前か?)、勘違いだらけで、的外れで、ドンビキされる内容だったけれど、一大決心をして、片思いだった人に宛ててしたためた、あの手紙を書いた時の緊張感は、もう僕には経験できないのかもしれないかと思うと、さみしい思いがします。

と、まあ、これも「ゴミのような文書」だ。
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コメント

ほんとですね。

ものっすごい共感です。
誰もが簡単にそれっぽい文章が書けるようになってしまった。
「覚悟」がないまま言葉を吐き出すから、無責任な言葉の塊で世の中溢れていて、
でもみんな慣れてそのことに気付いていないかも。

今や年賀状さえ書かない私はあんなに好きだった手紙文化からすっかり離れてしまいました。
日本語って手で書いてこそ美しかったりもするのにね。
私も大いに反省。

ってツボだったのでコメント長くなり失礼いたしました(汗)

Re: ほんとですね。

Ogarinさん、こんばんは。

書くことが嫌いではない、と言うか、書くことにこだわりを持っている
Ogarinさんなら、僕以上に考えるところがあるのではないでしょうか。

> 「覚悟」がないまま言葉を吐き出すから、無責任な言葉の塊で世の中溢れていて、
> でもみんな慣れてそのことに気付いていないかも。

本当にそうですね。
言葉を操っているようで、実は「おしきせの情報」に踊らされているような。

> 日本語って手で書いてこそ美しかったりもするのにね。
> 私も大いに反省。

たまには、自分宛てに手紙を書くように、日記を書いてみるのもいいのかも
しれませんが、なかなか自分には出来そうもない…(汗)

コメント、ありがとうございました!
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