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Taka

Author:Taka
旧ブログ「Infinite Harmonics」から引越してきました。

ギターや日常生活、腎臓機能保存の食事療法(現在の制限は1日あたり、タンパク質30g、塩分6g、カロリー1800kcalです)についての独り言を中心テーマにしています。2012年、IgA腎症と診断され、扁摘パルス治療実施。現在保存期。

拙いギター演奏をYouTubeにて公開してます。

Facebook: https://m.facebook.com/dilbert4216

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文部科学省VS原子力安全委員会

昨夜、NHK教育チャンネルで放送された「ネットワークでつくる放射能汚染地図~福島原発事故から2か月~」は、地味ながら、なかなか見ごたえのある番組でした。

福島県の学校で校庭の表面を数センチ除去したにも関わらず、これを処理する場所がなく、業を煮やした住民が除去した土をビニル袋に詰め込んで、文部科学省と原子力安全委員会の担当者に詰め寄る場面がありました。

そのシーンで、文部科学省の担当者は「年間20mSvは受け入れ可能と判断される」と明言したのに対して原子力安全委員会の担当者は「私たち(安全委員会)は年間20mSvが受け入れ可能なレベルとは一言も言っていない」と、これまた強いトーンで発言していました。

安全委員会の担当者は、「どのレベルまでなら安全とするのか」と言う問いには答えないまま、逃げるように会場を後にしました。でも、彼の方が文部科学省の担当者よりもずっとずっと人間らしい苦悩を抱えているように見えました。

文部科学省と原子力安全委員会には何かしら意見の相違があるようです。意見が異なるのはいいだけど、その結果、有効な原発事故への対応が出来ていないとしたら、大きな問題です。

文部科学省は、事故発生後、避難所がある区域でも高い線量を示していた地域を知っていたにもかかわらず、これらの避難所に避難していた住民に通知もせず、住民は最終的に取材班が教えたことによってこの高い線量を受けていた避難所を退去する結果になったという、ひどい話も明らかになりました。

番組の最後に、警戒区域に置き去りにされた飼い犬が、走り去る飼い主の車をずっと追いかける姿を後部座席の窓から映した映像が流れたのですが、涙をこらえることができませんでした。

捨てられる犬や猫だけでなく、すべて飢え死にした養鶏場の鶏たちや牧場の牛たちも原発事故の犠牲となっています。

原発事故で被災した多くの人が「なぜ私たちはこんな目に合わなければならないんだ」と言う、激しい憤りを感じています。それが地震や津波と言う天災ではなく、原発事故と言う人災によってもたらされている事が、一層強い憤りを生んでいるんだと思います。

家、仕事、平穏な生活を奪われ、これまでの人生で築いてきたものが何の意味も無くなってしまった時の喪失感は、当事者でなければ分からないのでしょうけれど、そういう人が、今、福島県には大勢いるという事実は忘れてはいけないと思います。
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