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Taka

Author:Taka
旧ブログ「Infinite Harmonics」から引越してきました。

ギターや日常生活、腎臓機能保存の食事療法(現在の制限は1日あたり、タンパク質30g、塩分6g、カロリー1800kcalです)についての独り言を中心テーマにしています。2012年、IgA腎症と診断され、扁摘パルス治療実施。現在保存期。

拙いギター演奏をYouTubeにて公開してます。

Facebook: https://m.facebook.com/dilbert4216

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「お金」に替わる価値の指標は無いのか

今日の午後、NHK-BSでアメリカや欧州における若者世代の失業、貧困問題に関する番組が放送されていて、アメリカやロンドンで抗議の座り込みを続けている若者や、シンクタンク・コンサルタント、NPO代表、学者などが出て、いろいろと意見を交わしていた。

番組では視聴者からのツイッターやメールを受け付けていたようだが、その一部が画面の下に流されるのを見て、日本と言う国にはなかなか「Occupy the Wall Street」のような運動は起こらないだろうな、と感じた。

日本の社会は若者に優しくなくて、そして海外の若者には更に優しさが無い。

確かに若者の中には怠け者もいれば制度や立場を乱用している者もいる。それが10人に一人なのか3人なのかは分からないけれど、全部がそういうわけじゃない。

我々の世代と言うか、どういう組織やコミュニティだって、「怠け者もいれば制度や立場を乱用している者」が何割かいるのだから、そういう一部の人間を取り出して、全体を語るのは、様々な差別につながり、対立を生むばかりである。

今、日本で奨学金で大学に通う人がどれくらいいるのは分からないけれど、普段のニュースを見る限り、大半はそう言ったローンの形を組まないで大学に通っている人だと思う。

アメリカの場合、大学の授業料が高いこともあり、奨学金制度も減り続けた結果、何らかの学生ローンで大学に行っている若者が過半数であることは間違いないと思う。

この学生ローン、簡単にいえば学生の卒業後の収入を担保にした消費者金融の様なものである。

今、アメリカが起こっているのは、大学を卒業して学生ローンの支払いが始まるのに就職できない若者がどんどん増えていること。

その結果、大学を卒業と同時に「個人破産手続」をしなければなくなる学生が増えてきていること。

これは、単に職が無いと言うだけでなく、社会人としてのスタートを切る前に「破産」と言う大きなダメージを受けてしまうことを意味する。

そういう危機にある若者たちに向かって、「えり好みばかりして」とか「働きたくないだけだろう」と言う言葉は、まじめに学習して、何ら現在の社会情勢に責任の無い若者にとって、どういう風に聞こえるか想像してみることは悪いことではないと思う。

今、僕たちが抱えている経済的な問題、つまり、金融不安だとか、ユーロ不安だとか、不景気だとか、円高だとか、就職難だとか、多くの問題は、先進国や中国を代表とする新興国が「銭ゲバ化」してしまい、民主主義とか、効率とか、成長とか言う「甘い言葉」で自分たちを正当化してきたことに原因があるのではないだろうか。

資本主義が間違った制度であるかどうかは問題にするつもりはないけれど、その根底には「よりたくさんの資本」が「良いこと」とされているとしたら、それは間違っていると思う。

もし、それが正しいのならば、幸せになるためにはお金持ちになるしかないだろう。

でも、お金持ちイコール幸せなんだろうか?

お金を持てば幸せになれるよ、と思い込まされて僕たちはしゃにむに勉強し、働き、人と競争し、領土や資源を奪い合い、戦争をし、そしてマネー・ゲームを繰り広げてきたのではないだろうか。

そこに優しさは必要とされない。単に社会不穏を押さえる程度に社会保障の精度を作ればいいだけの話、とされてしまう。

考えてみれば、今の僕たちの社会における社会保障制度も、結局、「お金」なのだ。医療サービス、介護サービス、年金、生活保護、ぜ~んぶ、お金だ。

自分が少し犠牲を払って他者を楽にするとか、自然の力を受入れる謙虚さとか、嘘をついてまで自分の利益を得ようとしないとか、そう言ったものが、この国の武士道だったのではないだろうか?

まぁ、大半の人の先祖は、嘘をついてでも生き延びなくてはならなかった農民であり、武士ではないから、仕方ないのかもしれないが。
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コメント

何かに夢中になって…

生きることが出来れば、それが一番幸せなのではないか?と思っているTarchinです。

いつも読み逃げで恐縮です。

私の場合、昔(10歳くらいかな?)から「そこそこおなかが足りてギターを弾いていられさえいればそれで満足…」みたいな感じでずっとテキトーに生きてきましたので、難しい事はわかりませんが…

生活していくのにある程度のお金が必要なのはしかた無いとは思いますが、お金を増やす(貯める)事だけが目的になってしまっては、生きていても楽しくないですよね。

みんなにギターを弾けとはいいませんが、何かに夢中になっていればそれなりに幸せな時間をすごせるのでは?

なんて言いながら…けっこう仕事の事でグチったりするんですよね。(笑)

Tarchinさぁ~ん!お久しぶりです。(笑)

お元気でしたか?Tarchinさん!

> 生きることが出来れば、それが一番幸せなのではないか?と思っているTarchinです。

> 私の場合、昔(10歳くらいかな?)から「そこそこおなかが足りてギターを弾いていられさえいればそれで満足…」みたいな感じでずっとテキトーに生きてきましたので、難しい事はわかりませんが…
>
> 生活していくのにある程度のお金が必要なのはしかた無いとは思いますが、お金を増やす(貯める)事だけが目的になってしまっては、生きていても楽しくないですよね。

昔読んだ本で、チャップリンの映画でのセリフを紹介していましたけど、「夢と希望とSome Money(いくらかお金)」があれば生きていける、と言うのがあったかな?それですよね、Tarchinさんがおっしゃっている事って。

> みんなにギターを弾けとはいいませんが、何かに夢中になっていればそれなりに幸せな時間をすごせるのでは?

一人ひとりの個人に限定した環境では結構「幸せ」な人はいるのかな、と言う気はするのです。音楽、映像、文学などへアクセスが容易になったことはプラス面かも知れませんね。

ただ、社会としてそういう一人ひとりの個人をどう評価しているか、逆に個人が社会とどうかかわっていくか、と言う所に多くの障害があるような気がしています。

> なんて言いながら…けっこう仕事の事でグチったりするんですよね。(笑)

ガス抜きは大事です!(笑)

どうぞお体お大事に。
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