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Taka

Author:Taka
旧ブログ「Infinite Harmonics」から引越してきました。

ギターや日常生活、腎臓機能保存の食事療法(現在の制限は1日あたり、タンパク質30g、塩分6g、カロリー1800kcalです)についての独り言を中心テーマにしています。2012年、IgA腎症と診断され、扁摘パルス治療実施。現在保存期。

拙いギター演奏をYouTubeにて公開してます。

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「富の再分配」が大事なのではなくて…

「資源と機会の共有」が大事なんだと思う。

「富の再分配」はシステムとして機能させる必要があり、それは一種の強制力。「持てる者」にしてみれば「自分の資産をむしり取られる」思いがあったとしても不思議ではない。

そこには自分より恵まれないグループが存在することが前提であり、不遇な状況は「自己責任」で処理する傾向がある。

しかしながら、社会に「恵まれた人」と「恵まれない人」が同時に存在し、その格差が広がっていけば、その社会は格差の拡大に伴って、大きな歪を内部発生させ、結果として「恵まれた人」たちのコミュニティをも浸食する。

今、アメリカでは医療保険制度に関して政府が法律で保険加入を義務付けることが憲法違反であるかどうかが最高裁判所で審議されている。

この法律に強く反対しているのが、共和党、並びにティー・パーティを中心とする保守派層である。

オバマ・ケアと呼ばれるこの法律は、民間医療保険しかないアメリカでは初めての試みで、法案自体に様々な問題は抱えていると思うが、現在のアメリカの医療制度がここまで酷いものになったのが、保険会社の利益第一主義であることが明白な事からも、医療サービスを基本的権利とするための制度的な仕組みは作られるべきだと思っている。

アンケート調査では60%を超える割合の人達がこの法案に反対しているようだが、この数字はおおよそ白人有権者の割合と附合しているのではないかと感じる。

ティー・パーティのデモ行進を見ていると分かるが、彼らはほとんどが白人、そしてややオーバーウェイトの人達が目に付く。典型的な白人中産階級で、その仕事がマイノリティや海外の国に取られてしまうことを恐れたり、少ない収入から税金を払ってまで貧困層を助けたくない、と感じているグループではないかと感じる。

彼らがマイノリティ、中でも黒人グループを助けたくないと思う理由はいろいろあるのかもしれないが、彼らがマイノリティを見捨てることは、近い将来、彼ら自身が、彼らを下に見る富裕層から見捨てられることになる事は考えておいた方がいい。

ティー・パーティは他国への支援や難民救済など一切興味が無い。自分の家をまずきれいにしておこう、と言うことなのだろうけど、その姿勢は、自分の家の中にも「塀」を作って、閉じこもろうとする。その結果、自分の知らない世界がドンドン増えて行くことに気づかないでいる。これは怖いことだと思う。

「資源と機会の共有」は「共存」の考えに根ざしている。例えどんなに嫌いな相手でも、相手の存在を否定することをしない、生命の危機を与えない、と言う基本的理念さえあれば、「富の再分配」などと言うメカニズムは不要であろう。

全ての人を愛しなさい、等とは決して言わない。しかし、危険や病気、飢えに恐れることの無い生活を送ることは、全ての人が望む権利があるならば、恵まれない人たちへ、どんな小さなことでもいいから手を差し伸べようと思うのではないだろうか。

例え、何の力になれなくても、少なくとも邪魔だけはしないでほしいと思う。
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