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Taka

Author:Taka
旧ブログ「Infinite Harmonics」から引越してきました。

ギターや日常生活、腎臓機能保存の食事療法(現在の制限は1日あたり、タンパク質30g、塩分6g、カロリー1800kcalです)についての独り言を中心テーマにしています。2012年、IgA腎症と診断され、扁摘パルス治療実施。現在保存期。

拙いギター演奏をYouTubeにて公開してます。

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入院随想記「老人と犬」

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*背景情報

僕が3度目の病室移動をした日に、カテーテル緊急透析治療で入院してきたA氏、70歳後半、一匹の犬と暮らす。身よりはないようだ。

入院時に犬は自宅近辺の動物病院に1週間の約束で預けてきている。
シャント手術後、カテーテルが抜けるまで、外出できないと後に理解し、犬の世話の延長料金の支払いが心配とかで駄々をこね始める。

とりあえず、カテーテルをギリギリ早い段階で抜いて、近くの郵便局から動物病院への支払いは実行できた。
ただ、前日、動物病院から犬の容態が悪くなったと連絡があり、気が少々動転したのか、今日退院すると言い張り始めた。

病院としては、自宅近くでの通院透析導入前の、院内透析のステップが標準的措置として退院に難色。
カンファレンスの結果、一時帰宅の形をとって折り合いをつけた模様。

*感想

何度かの入院を経験して、一旦入院してみると、置き去りにしてきた生活の時間が止まり、ごく普通に感じていた日常からの断絶に戸惑う人を目にしてきた。

それは必ずしも世間一般でいう「独居老人」とは限らない。

一人暮らしでなくても、夫婦のいずれかが被介護者、障がい者、あるいは単に非協力的、親と子の二人暮らしで、家事をする人はいないなどのケースも数回の入院生活の中で見聞きしてきた。

A氏のように、一旦、入院、隔離されてしまうと、日常生活との断絶で悩む人が、同居人の有無にかかわらず、潜在的に多数存在するのではないだろうか。

医療サービスと連携する生活調整アドバイザー機能が病院(単体・グループ単位)と患者のコミュニケーションに参加し、院外生活支援のテーマで協力するシステムの実現、発展が望まれてもいいのではないかという気がする。

もう一つ感じたことだが、ペットに対する飼い主の責任は、飼い主がこの世から去ったら無くなってしまうものでもないのではないか?

A氏に万が一(現実的に遠くない将来)亡くなったら、残されたペットはどうなるのか、考えたことはないのだろうか?

以前、英国BBC放送のドラマの中で、老夫婦がペットの犬を失い、捨て犬紹介所に子犬を求めて出かけたところ、「残念ですが、この子犬の一生をあなたに任せるには、あなた方は年を取りすぎています。この子は一生、あなた方に頼って生きて行きたいのですよ」とさとされる場面がありました。


僕は、その言葉に、とても深い印象を受けたのです。
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