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Taka

Author:Taka
旧ブログ「Infinite Harmonics」から引越してきました。

ギターや日常生活、腎臓機能保存の食事療法(現在の制限は1日あたり、タンパク質30g、塩分6g、カロリー1800kcalです)についての独り言を中心テーマにしています。2012年、IgA腎症と診断され、扁摘パルス治療実施。現在保存期。

拙いギター演奏をYouTubeにて公開してます。

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第28回腎照会腎臓病セミナーに行ってきました

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腎生検と扁摘パルス入院で連続2回欠席した腎臓病セミナーに久しぶりに出かけてみました。

続けて参加していると分かりにくい「内容の変化」も1年近くあいだが空くと割と分かりやすくなるのを感じました。

出浦先生の講義は今回は「低たんぱく食事療法を進めない学会への不満」そして「透析導入の条件及びタイミング」についての話から始まりました。

医学会が閉鎖的であるのは日本だけの話でもないかもしれず、今に始まった話でもないのでしょうが、患者からの目線が不十分と感じることは、これまでの病人生活を通して何度も感じています。

ただ、低たんぱく食に関するガイドラインとなっている0.6~0.8g/kg標準体重/日でも「でんぷん・低たんぱく食品」無しに行うのは無理があるようには感じます。それならば、主食をでんぷん製品中心にして0.5g/kg標準体重/日以下を目指すのは、それほど無理があることではないと感じます。

透析患者の一人当たりにかかる医療費は他の命に関わる重病疾患の患者に比べ桁違いに高額です。透析をしなくても良い期間を延ばす努力は、医療費抑制の観点からも、もっと推奨されるべきではないかと感じています。

ただ、透析導入を安易に進めるドクターも困りものですが、それを必要以上に遅らせると、もっと大変な事態になるのも事実です。

今回の出浦先生の話の中に、ほかの医療機関で受診しながら、担当医には相談せずに「ひとりよがり」の食事療法を行い、透析導入を言い渡され、それから逃げるように出浦先生の所へ紹介状を持って訪れるケースが増えて困っている、と繰り返していました。

実際、透析クリニック関係者の中には「無理な低たんぱく食事療法で栄養上の問題を起こし、透析導入後の健康に悪影響を及ぼしている」と言う声をネットでは目にします。

ネットでブログを公開している腎不全保存基患者の方の中には「オイオイ」と突っ込みたくなる人も見受けられるし、それを信じて、誤った行動パターンに走る人もいるのではないかと感じます。私は医師ではないのでコメントしたり、突っ込んだりしないのですが。

正しい食事管理を実践するのは確かに大事なことですが、どこまで徹底的にやればいいのか、低たんぱく食が効果を出す人、出さない人、患者がここに抱えている管理能力、時間、リソース、サポートの限界、などを考えると、そこには「正解のない問い」があるだけのような気もします。

ただし、透析をせずに済む体の状態はクレアチニンの値だけで決まるものではないことは、同じクレアチニンの値の患者でも、低たんぱく食事療法をしている人、していない人では血中尿素窒素(BUN)が2倍前後異なる事からも明らかであることは、最低限の理解として腎不全患者は頭に入れておくべきだと思います。
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