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Taka

Author:Taka
旧ブログ「Infinite Harmonics」から引越してきました。

ギターや日常生活、腎臓機能保存の食事療法(現在の制限は1日あたり、タンパク質30g、塩分6g、カロリー1800kcalです)についての独り言を中心テーマにしています。2012年、IgA腎症と診断され、扁摘パルス治療実施。現在保存期。

拙いギター演奏をYouTubeにて公開してます。

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南三陸・女川の旅~(4)酒飯処かぐら

宿泊先のエル・ファーロを出て、瓦礫は片付けられつつある一方で、復興の象徴であるはずの住宅や各種施設の新たな建設が進んでいるようには見えない女川の風景は、瓦礫が消えた今、復興がスローダウンするのではないかという不安を抱えたこの街の状況を物語っているようでもありました。

小1時間ほど歩いて僕たちがついたのが、「コンテナ村商店街」です。

ここはサイトの解説にもあるように2011年の7月1日に被災地でる女川でいち早くオープンした仮設商店街です。商店街といっても数件の商店がコンテナを改造して作った仮設の店舗が集まっているだけのところです。

2013-09-26kontenamura1.jpg

僕たちが着いた時間帯は昼間営業の商店や飲食店の店仕舞いが近づき、夜に営業する店は準備中、というタイミングでした。訪れているお客も僕たちぐらいで、中庭のようなスペースではどこかのお店の若い男性と子供が二人でサッカーをして遊んでいました。(^_^;)

2013-09-26kontenamura2.jpg

そろそろお腹もすいたので、出来れば営業時間の前に入らせてもらえないか聞いてみようと、男性が準備している気配のあった酒飯処「かぐら」に入り、聞いてみることにしました。

そしたらお店のご主人の言うことには、その夜は予約が入って満席とのこと。他に食事(&酒)を取れそうなところも思いつかない僕たちは、ご主人にどこか他にいい所はあるか聞いてみたところ、「カウンターならなんとか大丈夫」という事で、ホッと一息。

お店が始まるまで、少し散歩をして時間を潰すことにしました。

2013-09-26kontenamura3.jpg

お店のCMがYouTubeにあったので、ここに貼り付けておきます。



5時半の営業開始とほぼ同時にお店に入った僕たちは、カウンターでお酒を楽しみつつ、出される料理の「豪快な量」と美味しさに驚きつつ、おかみさんの話される津波に襲われた当時の状況、店舗も住居も自分たちがローンを何重にも重ねなければ前に進まないこと、それでも仮設住宅に住む辛さよりはマシだと言うこと、いろんな話を聞くことができました。

今度の旅で一番の印象に残っているのが、この「かぐら」で過ごした時間だったように感じています。

お通しで出てきたのが、煮付けにしたサンマ一尾分!さすがにたんぱく制限があるので、一人分は下げてもらいました。揚げ出し豆腐も美味しいし、フライドポテトはポテトに衣をつけてあげたもので、これも絶品。1人前で頼んだお刺身盛りは、鯨刺しまでついて量も味も最高でした。お酒もいろいろと美味しいものを楽しめて、かなり酔ってから、タクシーで宿に戻りました。

被災後、数ヶ月でオープンした当時は、何もない瓦礫の町に「復興」のイメージを印象づけたに違いないこの「コンテナ村商店街」も、オープンから2年が経ち、未だ津波に襲われた地域は復興の兆しはなく、店舗の再開時期も分からないままで、このコンテナ村商店街も以前の「モメンタム」は明らかに失われているように感じました。

お店も頑張ってはいるのですが、やはり仮設の悲しさで、トイレは工事現場にあるようなボックスタイプの仮設トイレしかなく、規模も小さいので団体客も入れない。そんなところからなかなか脱出できないもどかしさは、僕の想像を超えるものだと思います。


機会があれば、また是非訪れてみたいお店でした。そして、元のように「仮設」でないお店での営業が早く実現することを願っています。

2013-09-28kagura.jpg
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