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Taka

Author:Taka
旧ブログ「Infinite Harmonics」から引越してきました。

ギターや日常生活、腎臓機能保存の食事療法(現在の制限は1日あたり、タンパク質30g、塩分6g、カロリー1800kcalです)についての独り言を中心テーマにしています。2012年、IgA腎症と診断され、扁摘パルス治療実施。現在保存期。

拙いギター演奏をYouTubeにて公開してます。

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「第30回腎臓病セミナー」に行ってきました



土曜日は出浦照國先生の講演を聞きにお茶の水の東京医科歯科大学で開かれた「第30回腎臓病セミナー」に行ってきました。
2014-02-22seminar0.jpg


このセミナーに参加するのは昨年の夏以来です。腎臓病に関する情報や低たんぱく食用特殊食品などは講演を聞かなくてもそれほど不自由しませんが、やはり日々患者さんを診ている医師が気になっていることを聞くのは有益だと思います。

今回記録しておこうと思ったのは、以下の項目です。
2014-02-22seminar2.jpg


1) 透析治療の今後。

講演の内容は、「透析治療は優れた技術ではあるが、その患者一人あたりのコストは他の病気に比べて非常に高く、現在の患者負担の割合が将来にわたり続くとは思えない」とまとめる事ができます。

確かに一部の医療関係者や一般の人の中には「好きこのんで不摂生をした挙句、腎不全になって、ただ同然で透析を受けるのはけしからん」と言った声が聞かれることがあります。腎不全の人が全て不摂生をしているわけでもなく、不摂生をしている人が全て腎不全になるわけでもないのに、こう言った物言いはどこかしら「ヘイトスピーチ」と同根のような気もします。

それはさておき、TPPやら混合医療の普及は、これから先、社会保険医療の範囲を限定、縮小し、個人が負担する民間保険の割合を高めていく流れになると感じています。その民間医療保険の市場を狙っているのが欧米系大資本保険会社だということはあまり報道されませんね。アフラックの郵便局での取り扱いが増える、なんていうのは国家レベルで欧米系大資本保険会社に便宜を図っていると言えます。

そういう流れの中で、それがいいか悪いかは別として透析コストも透析患者が負担する割合が増えてくるのは流れとして自然だと思います。

では、透析のコストが甚大であり、医療保険制度を圧迫しているのを知りながら、なぜ透析導入を遅らせる努力を国も医療業界も進めないのでしょうか?「透析コストが高い」と言う一方で「透析治療があるから放っておこう」では自己矛盾しているとしか思えません。

透析に入る人の導入時期を1年間先延ばしすることは、患者のQOLだけでなく、大きなコスト節約にも貢献することは素人にもわかることなのに不思議です。

2) 失敗する食事療法

先月、関西の学会で出浦先生に抗議された医師がおられたとのことで、その医師が言うには「もう、低たんぱく食事療法を唱えるのはやめてくれ。私の患者が低たんぱく食でひどく健康を害した」だったそうです。これは患者が一番悪いとは思いますけど、医師も栄養士も患者の食事習慣に関与していなかったことが大きな問題です。

自分勝手な食事療法は必ず失敗する、と出浦先生は言っていますが、実際、多少知恵を付けた患者(私も含む)に限って増長し、自己流の食事療法に走ることがあるようです。過去には「先生が言っていることは、今朝、みのもんたがテレビで言ってことと違う。もう先生には診てもらわない」と言ってきた患者もいたそうです。

食事療法は必ず、低たんぱく食事療法を理解している医師と栄養士の管理のもとに行わなければならないにもかかわらず、医師に相談もせず、自分勝手にやっている人がまだ多くいて、その事が大きな悩みとしてあるようです。

3) 透析導入のタイミング

透析導入は遅すぎても早すぎてもいけない。導入時期は原疾患、病態、進行速度、そして個人の性格、自己管理能力、家庭・社会背景、人生観などによって異なる。

出浦先生は保存期を延ばす治療方針で知られていることから、先生の所を訪れる患者さんは当然、透析導入を遅らせたいと願う人がほとんどで、なかなかシャント作成を勧めても納得しない人が見られるとのことです。

血液透析を行うためのシャントは少なくとも透析実施の1か月前に作っておく必要があり、今後1ヶ月の内に腎不全が悪化し透析が必要になる可能性がある患者に対してはシャント造設を勧めるのが方針だそうですが、自覚症状のない患者さんの場合、これに納得しない人もいるそうです。

シャントを造ったからと言ってすぐに透析導入になるというわけではなく、シャント造設後も透析に入らずに何年も経過している患者さんもいるそうです。

4) 医師でない人による食事療法情報

詳しいことは言われませんでしたが、先生の患者だった人が「でんぷん食品はガンを引き起こす」と言った内容のセミナーを開いているとのことで、とても困っているとのことでした。


と言った事が印象に残っている内容です。

今回ブースを開いていた特殊食品提供企業がいくつかありましたが、もう、ほぼレトルト系の特殊食品は使わなくなったし、低たんぱくパックご飯もたまに使う程度なので、サンプルも少ししかもらってきませんでした。サンプルよりもチラシの量が多いので重いのです。

その中で、オトコーポレーションさんが最近出した「じんぞう先生のふりかけ(のりたまご)」は実際に持参したお弁当にかけて食べてみましたが、塩分0.1gとは思えない味わいでした。ただ、高いんだよねぇ~(^_^;)

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コメント

セミナー

出浦先生は診察のたびに結構いろいろな患者さんや無理解な他の医師のお話をされます。
そんな中で本当にエネルギッシュに講演等されていること、尊敬以外にないですね。
透析患者さんは増える一方だと聞きます。
正しい食事療法が広まれば、透析に入る患者さんも減るはずなのにと残念です・・・。

Re: セミナー

みっちさん、こんにちは。
コメントいただき、ありがとうございます。

食事療法は医師、栄養士、家族や職場の人の理解や協力が無ければ難しいのは確かですけど、一番は本人がどれだけ強い思いを持って生きているかだと思います。

みっちさんのブログを読んでいて、みっちさんがどれだけ強く生きておられるかを見るたびに自分ももう少しでも頑張ろうという気持ちになります。

これからもどうぞよろしくお願いいたします。
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